金属やガラスに印刷する方法について
近年の印刷技術向上で、紙や布以外にも印刷することができます。
よく目に入るのは、金属や、プラスチック、ガラスへの印刷ではないでしょうか?
単純にシールを貼っている商品もありますが、印刷して、直接インクを乗せると、特別感が出ます。 そんな金属やガラスへの印刷についてまとめました。
金属やガラスへの印刷は、まとめて「特殊印刷」という言い方をすることがあります。
金属製品への印刷
金属に印刷する場合は、シルクスクリーンの技法がよく使われます。
(詳しくは、「シルクスクリーン印刷について」をご参照ください)
布に印刷する際とは異なり、金属ネームプレートの印刷は、アルミ材の下地処理を施した上から、金属用のシルクスクリーン用インクで印刷し、焼付乾燥という工程を経て、仕上げます。
インクは金属用のインクを使用し、無機顔料を使用することによって、耐候性に優れ、屋外での使用にも耐えられるようになります。
ガラス製品への印刷
ガラス製品に印刷する場合は、セラミック印刷が一般的によく使われています。
セラミック塗料をガラスに吹き付け、焼きつけることで、ガラスに印刷します。
水に強く、さらに爪やコインでの引っかきにも強いという特徴があります。
このように印刷されたガラスをセラミックプリントガラスと言います。
また、シルクスクリーン印刷でガラスに印刷する場合もあります。
近年は文具メーカーから、金属やガラスに使えるインクが販売されています。
ハンコの朱肉のような形で販売されているものもあり、お好みのハンコで捺印する、という方法が簡単です。
しかし、大量に必要など、印刷する必要がある場合は、業者に依頼するのも一つの手です。
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